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新人技師の一年間の様子

入職して3か月間は新人ローテーションとして一般撮影・CT・透視・IVR・ERを週単位で回り、それぞれのモダリティの検査の流れや雰囲気、基礎的な技術を学びます。
ここからは人や入職した年によって異なりますが、私の場合は7・8月をCT、9月はIVR、10・11月はMRI、12月から3月までが一般撮影と月単位で回ります。
新人ローテーション後からは基礎的な技術はもちろんですが、より高い専門性が求められる検査が実施できるように、また、当直業務を責任を持って行うことができるように勉強していきます。 当院の中央放射線部では新人教育の一環として教育班が新人に向けて勉強会を開催しています。
まずは4月下旬から一般撮影の勉強会が始まります。週に1度、一般撮影に関わる機器の使用方法に始まり、様々な部位の撮影意義・方法などについて先輩方から学びます。普段の一般撮影業務でわからないことや不安なことについて聞くことができるため、非常に勉強になります。 一般撮影の勉強会が7月いっぱいで終了し、続いて8月から救命救急の勉強会が始まります。救命救急の基礎知識から生命に関わる重大疾患の病態や撮影における注意点、画像所見についての理解を深めます。救命救急の勉強会は月に2回開催されています。

 
 
 
 
 
 
 
 

一年間を振り返って

当院はさまざまなメーカーの機器を使用し、多岐にわたる検査を毎日安全に数多くこなしている病院であると思います。
さらに、三次救急も行っているため生命が危うい患者さんを目の前にして、有用な画像を得るための正しい判断が求められます。その病院の診療放射線技師の一員になるには多くの知識や経験が必要不可欠であると日々痛感しているところです。先輩が行う検査に少しでも近づくためには努力しかありません。ときにはミスをしたり、わからないことばかりで不安になったりと多くの壁を感じることもありますが、この経験がより良い検査の実現につながる、自分の成長の糧になると感じています。 当院の中央放射線部では新人のメンタルサポート制度があります。そのため、業務やプライベートの不安や悩みなどを相談する環境も整っていると思います。私自身もこのメンタルサポート制度の面談を活用したり、先輩との距離も近いため業務後などに相談や質問をしたりして悩みを解決し、楽しく日常業務に携われています。
休みも取りやすいので、休日は友だちや仲の良い先輩とごはんに行くなどして気分をリフレッシュする時間も作ることができます。
学術班の先輩方が外部の勉強会の案内もしてくださるので、自分が興味をもった勉強会には休みや業務後に積極的に参加もしています。
まだまだわからないことばかりですが、先輩たちに支えられながら成長し続けていきたいです。

新人技師の一年間(例)