骨量測定

 
HOME | 骨量測定

 
骨量測定

 
HOME | 骨量測定

骨量測定

 

 骨密度測定、骨質評価、体組成測定を行います。

骨量測定

 

骨密度測定、骨質評価、体組成測定を行います。

一般撮影室 12

HORIZON A QDR SERIES(HOLOGIC)

 

骨密度測定

骨粗しょう症の診断や治療効果の判定、投薬治療による骨量変化の観察に用いられます。
骨量は、若年期をピークに加齢とともに減少していきます。
骨量の減少を早期発見し、骨折を防ぐための予防が大切です。
測定部位は、骨折が起こりやすい腰椎、大腿骨頸部、前腕骨です。

骨粗しょう症とは?

骨密度の低下により骨が脆くなり骨折しやすくなる疾患です。

骨量が正常値よりやや低い状態を骨減少症と言います。骨量がさらに減少すると骨粗しょう症を発症するリスクが高まります。
閉経後の女性に多く発症し、骨折によるADLやQOLの低下が問題となっています。骨量減少の原因は、閉経による女性ホルモンの分泌量の低下や

加齢により腸管でのカルシウムの吸収が悪くなることなどがあります。
加えて、喫煙や飲酒、無理なダイエットや偏った食生活などの生活習慣も大きく影響します。
日本における患者数は約1300万人以上と推測されています。

測定結果の見方

 骨粗しょう症の診断は若い人と比較した値(赤枠の値)で行います。

80%以上      :正常
71%~79%  :骨減少症
70%以下      :骨粗しょう症の疑い

骨粗しょう症初期にはほとんど自覚症状がありません。
そのため、定期的に骨密度検査を受けることで
骨粗しょう症の早期発見につながります。


 

骨質評価

2021年11月に新しい装置を導入し、骨質評価が可能となりました。

骨の強さは骨密度(70%)と骨質(30%)で決まると考えられています。骨密度が正常であっても骨質が低下していると骨折リスクが高まります。
骨密度と骨質の結果を組み合わせることで骨の本当の丈夫さを知り、より正確な骨折リスクを評価することが可能となりました。

測定結果の見方

骨質の評価は骨密度の測定データ(腰椎)を
専用のソウフトウェアで解析し、
骨折リスクを予測します。

1.310以上    :低リスク
1.309-1.231   :中等度リスク
1.230以下    :高リスク
 

体組成測定

全身の軟部組織(脂肪や筋肉など)を測定し、体脂肪や筋肉量などの体組成を解析することができます。
病的な肥満や筋力低下、加齢に伴う筋肉量減少の評価が可能です。


測定結果の見方

 
左腕、右腕、左肋骨、右肋骨、胸椎、腰椎、骨盤、左脚、右脚の
9部位それぞれの体組成結果が得られます。
 
脂肪量   :軟部組織領域内の脂肪の重さ(g)
除脂肪量  :脂肪以外の重さ(g)
                  主に筋肉量といわれる(水、臓器、血含む)
YAM    :若年平均骨密度
T-スコア :YAMとの標準偏差値
Z-スコア :同年代平均骨密度との標準偏差値
トータル   :脂肪量+除脂肪量+骨塩量=体重(g)

当院の検査について

当院の人間ドックでも、骨量測定(腰椎)を行うことができます。
原則予約制のため、当日の検査はお受けできない場合がございます。

腰椎検査
大腿骨検査
足に装具を付けて検査します
  • 検査時間について

約15~20分です。検査前にお手洗いを済ませてください。
 

  • 着替えについて

厚手の衣類、プラスチックや金具等は測定値に影響を及ぼします。
 《骨密度検査》 
 上半身は薄手のシャツもしくは肌着1枚になっていただきます。
 検査着もご用意しておりますので、お気軽にお申し付けください。
 《全身骨+体組成測定》
 頭から足先まで撮影を行います。原則、検査着に着替えをしていただきます。
 入れ歯やアクセサリー類、補聴器など、外すことのできるものは全て外してください。
 

  • 検査中について

ベッドに仰向けで寝ていただき、息止めなどの必要もないためリラックスして検査を受けることができます。

検査を受けるにあたって

次に該当される方はスタッフにお申し出ください
検査を受けることができない場合があります
・約15~20分間の仰向け保持が困難な方
・一週間以内にバリウム検査や、核医学検査で放射性医薬品を投与された方
・前日、または当日に造影検査を行った方
・体内に金属が入っている方
・妊娠中の方