乳房撮影(マンモグラフィ)

 
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乳房撮影検査(マンモグラフィ)

乳房は柔らかい組織(乳腺や脂肪、血管など)で構成されているため、乳房専用のX線装置を使用して撮影します。乳房を板で圧迫し、薄く均一に押し広げた状態で撮影します。触診では見つけにくい、腫瘤や微細な病変を発見でき、乳がんの早期発見に有効です。
撮影は女性の診療放射線技師が担当します。

乳房撮影検査 (マンモグラフィ)

乳房は柔らかい組織(乳腺や脂肪、血管など)で構成されているため、乳房専用のX線装置を使用して撮影します。乳房を板で圧迫し、薄く均一に押し広げた状態で撮影します。触診では見つけにくい、腫瘤や微細な病変を発見でき、乳がんの早期発見に有効です。
撮影は女性の診療放射線技師が担当します。

一般撮影室 13

AMULET Innovality(FUJIFILM)

トモシンセシス機能搭載
トモバイオプシー機能搭載

なぜ圧迫する必要があるの?

厚みが薄いほど少ない放射線でよい写真を撮影することができるからです。

乳房をより薄く均一に押し広げた状態にする事で乳腺内に隠れた小さな病変も観察することができます。
また、乳房の厚みを薄くすることで被ばく線量をより少なくすることができます。
1cm厚みが減ると放射線の量は半分になります。

被ばくは大丈夫?

マンモグラフィ検査における放射線は少なく、体への影響はほとんどありません。

マンモグラフィ検査は放射線を使用して撮影します。放射線量は1枚につき0.1~0.2mSv(ミリシーベルト)です。
日常生活において私達が自然界から受ける放射線量は、年間約2.4mSvです。
比較してみるとマンモグラフィ検査における放射線量は少なく、白血病や発がんなどのリスクは極めて低く体への影響はほとんどありません。

超音波検査だけではだめなの?

それぞれの検査で得意とする対象病変が異なります。

超音波検査は被ばくがなく痛みが少ないですが、石灰化病変の評価が得意ではありません。それを補うために小さなしこりや石灰化病変を発見することを得意とするマンモグラフィ検査が必要になります。しかし、年齢や乳腺量の個人差により、マンモグラフィ検査では詳細な診断ができない場合は超音波検査が有用です。より正確な診断を行うためには、両方の検査を併用することが推奨されています。

検査を受けるにあたって胸の大きさは関係ありますか?

関係なく検査を受けていただけます。

マンモグラフィ検査は女性特有の検査と思われがちですが、そうではありません。男性にみられる症状で女性化乳房症というものがあります。男性も受けることがある検査であり、乳房の大小に関係なく検査を受けていただくことが可能です。

トモシンセシスとは?

圧迫された乳房を短時間で複数の角度から撮影する三次元撮影技術です。  

収集した画像データを1 mm毎のスライスで再構成しているため、従来のマンモグラフィでは乳腺との重なりで見つけにくかった病変を容易に発見することが可能になりました。 また、通常のマンモグラフィと同時に1回の圧迫で撮影できるため、乳房の圧迫による負担が増えることなくより正確な診断が可能です。

マンモグラフィ
トモシンセシス

マンモグラフィでは分かりづらい病変(赤丸内)が、トモシンセシスによって詳細に観察できます。
トモシンセシスによる三次元画像でより詳しい病変の情報が得られるため、他院で撮影されたことのある方も再度撮影することがあります。 

トモバイオプシーとは?

マンモグラフィ装置で撮影した画像を用いて病変を確認しながら乳房に針を刺して組織を採取する検査です。


超音波検査や触診では検出できない、マンモグラフィだけで描出できる石灰化病変や乳腺の構築の乱れに対して行います。
当院では、このマンモトーム生検もトモシンセシスを使用しているため、より精度の高い検査を行うことが可能です。

検査を受けるにあたって

次に該当する方はお知らせください
・豊胸術を行った方
・ペースメーカー、VPシャント、CVポート留置等の処置を受けている方
・授乳中の方

・妊娠中、もしくは妊娠の可能性のある方

気になる症状などがある方は検査前にお伝えください
 撮影と診断に非常に役立ちます。

検査に不安があれば何でもご相談ください

認定資格について

当院はマンモグラフィ検診施設・画像認定を取得しています。
また、マンモグラフィ撮影認定資格を持つ女性診療放射線技師が多く在籍しています。